明けましたね!「2026年は、ごまかしがきかない一年になる」と言われていますが、私は、年明け早々に、それを叩きつけられる出来事がありました。
年始のメッセージ、何を届けようかな?とちょうど考えていたところだったので、タイムリー!
きっと、私が経験した出来事は、LINEやメルマガ、SNSで繋がっている方にもきっと当てはまると思ったので、それを包み隠さず伝えさせていただき、年始のご挨拶に代えさせていただきます。
「頼れない」は、人生を苦しくする
年末年始は、受験生の娘と一緒に、大阪の地で過ごしました。
東京住みの私たち親子が、なぜ、わざわざ受験生の娘と大阪で過ごしてるのか?なんですが、親子で大好きな「塾」があり、娘を連れてその塾に来ている、っていう感じなんです。
(私は、この地に、仕事仲間もいるので、仕事の話も進めてます)
うちの娘、敏感症というか、とても気を遣うタイプの人間です。
「質問があっても、先生のいる部屋のドアをノックできない」そんな子なんです。
ノックをしても、誰が出てくるか分からないし、先生の名前も全員知らないし、怖いらしいのです。
親としては、もっと言いたいこと、やりたいこと、無邪気に伝えればいいのにな、と思っていました。
そんなある日の夜。小さな事件が起きたんです。
泣いて帰ってきた娘
この塾は、一生懸命に勉強する分、夜が少し遅め。なので、送迎がついていて、スタッフの方がホテルまで送ってくださるんですね。
で、その送迎で……娘が、泊まってる場所じゃない、全然違う場所で降りて、徒歩で帰ってきました。
大人の感覚なら、送迎担当の方に、「ここじゃないです」って言えるはず。歩けたということは、道も分かっている。だから、「こう行って、こうで」っていくらでも説明できたはず。
なのに、言えずなかった・・・。
娘から話を聞くと、「ちゃんと聞いてくれなかった」「圧が強かった」と言うんですが、そんなはずはないんです。みんな、めっちゃ温かいスタッフさんたちで、そのあたたかさに触れてほしくて、娘にこの塾を紹介したんですから。
なのに、言えなかった。言えなくて、そこで降りてしまった。これ、今後の人生……めちゃくちゃしんどいと思ったんです。生きにくいと思ったんです。
受験もある。これからもっと社会は厳しくなる。その中で、「助けて欲しいって言えない」って、けっこう苦しいはずです。
だから私は、今回のことをきっかけに、塾長先生に相談しました。「これから受験もあるし、どうしたらいいですかね」って。
増えている・・・頼れない子
先生はおっしゃってました。今の時代、そういうお子さん、めちゃくちゃ多いです。
人に聞けない。大人を頼れない。助けを求められない。
親が、お膳立てしすぎてて、土壇場で巻き返す力がない。対応する力が育たない。そういうお子さまが、今、すごく増えているそうです。
実際に過去には、受験に行って、受験会場がわからなくて、学校の場所がわからなくて、でも誰にも聞けなくて、そのまま諦めて家に帰ってきた子もいました、と、話してくださいました。
その背景に、SNSの世界がある。
私たちもそうですが、SNSで「憧れの生き方」「人生の答え」みたいなものを見せられるじゃないですか。
特に子どもは、それをまっすぐ受け取ります。リアルが画面の中になってしまって、実地で人と関わる、リアルな摩擦の中で「頼る」「聞く」「助けてもらう」って経験が薄いんです。
そのまま大きくなると、10代後半で問題として出てくることがとても多いんだそうです。
夫婦関係 娘への影響
ここからが、私にとって一番大きかった話で、ちょっと恐れていた話。というのも、最近、私は夫との関係性が良くありません。
それは、ここでも伝えてきました。
私はどこかで思ってました。
「夫婦関係が良くないから、娘は気を使う性格に育ってしまったんじゃないか」
「原因は私たち夫婦にあるんじゃないか」って。
自分を責める気持ちにもなっていました。
でも先生は、それを、ばっさり切るっていうより、すごく大きい視点から、私に伝えてくださいました。
「解釈によっては、夫婦関係が悪いということは、良いことだとも言えます」って。
お父さんとお母さん、考え方が違う人に育てられる。夫婦和合できていない家族。それって、子どもにとってはプラスにもなりえる。
もちろん夫婦が統合していくのが理想ではあるけど、お父さんの育て方、お母さんの育て方、そこに正解はない。どっちが悪で、どっちが良い、じゃない。
娘の人生で、その「2つの経験」ができる。それはむしろ豊かなことですよ。と。
そこから娘が、「何が良くて、何が嫌で、どう生きたいか」自分の意見を持って、いつか選び取る時期が来る。
その選び取る時期が来るまで、親は、親が信じる道を120%で伝え続ければいい。
そして何より、親自身が、まず自分の幸せな道を歩く。
その姿を見せて、子どもが自分で幸せな道を選び取ることができるように。
そこを信じてあげる。
というお話でした。
親だけで背負わない
さらに先生はこうもおっしゃっていました。
今の時代の子育てって、親に責任が重すぎる。親が背負わないといけないことが多すぎる。
働いて、ご飯を作って、教育方針も決めて、、、核家族ということもあり、一人で抱え込む構造が今の時代は強すぎる。
だから、塾とも連携して、先生とも連携して、みんなでその子の課題に向き合う。いろんな角度から、色んな経験をした大人が、伝えていく。
その時その時で必要なメッセージは違うから、明日こう言ってたけど、明後日はこう言ってる、みたいな正反対のこともある。
でも、それでいい。親の価値観だけを入れるのではなくて、色んな大人が本気で一人の子に関わっていく、そういう教育をしている、とのことでした。
だから、いいんです。
「夫婦関係が良くないっていうことも、逆にそれを選択できるとか、子どもが自立していくきっかけになる。むしろ、それが良かった、という未来にしていけばよい」
この話を伺って、私自身、親だけで頑張ろうとしていた、周りに子育てを頼れないというのは、娘の思考に似ているなと、気付きがありました。
迷惑かけるからダメ・・・ではなくて、こうして頼らせてもらったときに、救われるし、もっと前に進もうというエネルギーが湧くのだから
迷惑とかじゃなく、頼っていいんです!
120%本音でぶつかる一年へ
自分のクライアントさんもそうだし、子どももそうだし、自分が関わった相手が何かしらうまくいかないときに、自分責めをする人って、すごく多いですよね。
「自分がここが悪かったんだ」「これがダメなんだ」って。
もちろん反省は必要だし、改善も必要。
でも「自分はダメなんだ」と必要以上に自分責めしなくて大丈夫です。
私は、今回の件で感じました。
そのときに、嘘を偽りなく、自分の120%本音でぶつかって、それで得られた結果なのであれば、
あとはもう、なるようにしかならない!
相手がいつ受け取るかなんて分からない。もっと先に、その良さを受け取るかもしれない。今じゃなくてもいい。
であれば、自分に出来ることは、その瞬間に120%本音でぶつかることのみ!それで、人生は動いていく。
それによって何かが進んでいくんです。
もう、それだけで十分いいんじゃないかな、と。
後日談
翌日、娘は、塾のスタッフさんに見守られながら、「スタッフルームの扉をノックする」というチャレンジができたそうです♪
スタッフさんたちみんなで「ノックの練習」をしてくださったらしいんです(笑)
ノックして、「はーい」って出てきて、ちょっとボケる
みたいな関西ノリで、何度も何度も付き合ってくださり、娘の緊張の壁を解きほぐしてくださって・・
ちゃんと、本番(?!)、先生を呼び出すためにノックして、質問できたそうです。娘が大喜びで伝えてくれて、私もホッと一息。
ノックが出来ない、という、大人からすると一見しょうもないことに、そこまでして向き合ってくださったことに、感謝の涙があふれたのでありました!
そして、送迎のときに感じた「大人の圧」も、勘違いだった!と言ってました。もっとちゃんと話せばよかったと、そんなことを話していました。
こんな風に、明るく、軽やかに向き合っていただけたことに感化され、私もそんな風にありたいと、決意した年始でしたとさ。
2026年。ごまかしがきかなくなる時代。正解なんて分からないんだから、そのときの本音120%で、一緒に駆け抜けていきましょう。
今年もよろしくお願いいたします!
