ごあいさつ

「どうして、その “叫び” を
聴いてあげないの?!」

私は、よく、こう問いかけます。

それは、”相手の心” の叫びでもあるし、
そして、”自分自身の心” の叫びでもあるのです。

叫び

こんにちは。
いとうさちと申します。

私は、

「心の声を聴き、コトバの奥を感じる」
を理念に、

「人生におけるオリジナルメソッド」を
構築するコミュニティ

を運営しています。

「声を聴く」と言えば、

「傾聴力」という言葉があったり、
「ヒアリング」「インタビュー」に関するノウハウが
出回っていますよね。

でも、私がお伝えしたい「聴く力」は、

単に「相手の心の中で言いたいこと」
とか
「本心を探ろう」
というレベルの話ではありません。

そのもっともっと奥にある、

「人間の根源となるもの」
「湧き上がってくるもの」

そして、

それは時に、本人すらも気づいていないレベルのものだったりします。

コトバの奥の、そのさらに奥にあるもの

現代の世の中は、

SNSでも、
学校でも、
会社でも、

「表面的な、上っ面のコトバ」

で溢れかえっています。

誰も、本音で話さない。

本当の自分を見せない。

本当の自分を見せたら、嫌われる、って

思っている。

そうやって、「本音」を押し殺して生きて、

だんだん「自分が本当に求めていること」が分からなくなっていく…

あるあるだと思います。

「この想い、本当は伝えていきたいんだ!」

「この気持ちを、分かってほしい!」

「本当は、こう思っているのに!!」

こういう「本音」があっても

押し込めて、押し込めて、

心の中に、まるで「マグマ」のように、溜まっているのです。

そのマグマは、どんどん溜まっていきます。

そして、心の中で「叫び」が起きます。

まるで「火山」が爆発するように。

この “噴火” によって生まれる「叫びの声」を、
どうやって感じ取るか・・・?

それが、私の伝えている「声を聴く力」です。

争いが生まれる悲しい理由

誰にだって、心の中には
「”叫び”の声」があります。

そこにあるのに、押し込めて、封じ込めるから。

相手のそれを、もはや感じることさえ出来なくなっている現代人。

だから、至る所で、争いが勃発しています。

誰かが発した「表面的な、上っ面のコトバ」を
そのまま鵜呑みにする。

その言い方がムカつく!
私、そんなこと、言ってない!

発する側も、
もはや自分の叫びは見えてないし、

受け取る側も、感じられてない。

分からない。怖い。
だから、いがみ合う、争う、

SNSでは
ちょっとした言葉尻にかみついて炎上。

発信者が精神を病んでいくという話も
あちこちで聞くようになりました。

こんな世界は終わらせなきゃいけないんです。

だから、私は、相手の叫び声を感じ取れるようになろうよ!
と、伝えています。

ただ、相手の「叫びの声」を感じ取れるようになるには、
同時に「自分の中にある ”叫び” の声」を感じなければいけません。

「えぇ!?私は、別に叫んでなんかいないですよ!」
「落ち込みもしない、普通に本音で生きてますよ!」

と皆さん、最初はおっしゃいます。

でも、それは気付いていないだけです。

あなた自身も、心の中で、

沸々とマグマのように溜まっている「想い」「叫び」が

必ずあります。

まずは、その「叫びの声」を、
「ちゃんと聴いて」欲しいのです。

あまりに荒れすぎていた心

私は、本当に最低な人間でした。

・すぐにまわりの人に感情を撒き散らしたり、
・旦那に当たってしまったり、
・お金を稼いだら自分の欲求を満たすことばかりに使って、
・なんで私が毎日食事を作らないといけないの?と不満をたらたら言ったり、

「私、私、私!」とばかり言っていて、

自分でも「今思えばヒドすぎるな」って思います。

そんな自分が、だんだん嫌いになっていって、
でも、自分を変えることができず、
苦しんでいました。

どうして私は、こんなにもヒドイ人間なんだ、、、

昔から、よく言われていました。

「さちは、愛情がないよね」
「わがまま放題だよね」

本当は、もっと皆に優しくしたいのに、、

仲良くなりたいだけなのに、、

天邪鬼すぎて素直になれない、、、

そうやって、鬱屈(うっくつ)した感情が溜まっていった時、

まるで火山が爆発するかのように、

まわりに(特に主人に)
激しく当たり散らかして、
ストレスを発散していました。

そんな私と過ごす中で、
ある日、
主人はこう言いました。

「さちちゃんとは家族になったけれど
正直、手を取り合って歩んで行く
夫婦関係は諦めてるよ」

喧嘩の逆上で言われたわけではありません。

淡々と。
冷静に。

私と「共に生きること」を諦めていると。

重いコトバでした。
辛いコトバでした。

自分の心の闇に、直球、
グサリと突き刺さりました。

ただ、この時、
私は、主人のコトバの奥を見ようとは
していません。

私、こんなに頑張ってるのに。
ちゃんとゴハン作ってるやん?
ちゃんと仕事してるやん?

そんなコト言うなんてひどい!
ムカつく!

傷ついた反動で、また相手を責めて。
この期に及んで、
まだ被害者意識で生きていたんですよね

(書いていて、最低すぎる)

この時、グサリと突き刺さった刃は
実際のところ、あともうちょっとで
私のマグマに届こうとしていました。

なぜなら、このとき初めて

あれ?
私、もしかしたら、
ちょっと間違ってる?

一瞬、そんな考えが浮かんだからです。

変われるか?
何か出来るか?

ちょびっと想像してみたけれど、
今まで貫いてきた生き方、
今までの発言、
向けてきた態度。

全部、覆すなんて、
顔から火が吹き出すほど恥ずかしい。

今まで、自分の正当性を保ち、
ここまで生きてこれたのに、
これを全部覆すなんて、
人生全部を否定することになる。

怖すぎる!
嫌すぎる!
しんどすぎる!

だから、「変わりたい!」と
本当は思いつつも、

目を背けました。
蓋をしました。
封じ込めました。
知らなかった事にしました。

変わらない私を、
ありのままの私だと解釈し、

「こんなことを私に言ってきた主人はひどい!」

という事象を創り上げて、正当化しました。

もう、ぐっちゃぐちゃですね。

私は、どうしても変わることができない、、

もう、ここまで絡み合ってしまったら

どうしたら変われるのか分からない、、

仕事と、私の生き方と。

この私の「生き方」は、
「仕事」にも表れていました。

私は、「色々やってあげたい!」という想いが強すぎる傾向にあります。

ついつい、予定を詰め込みすぎて、
オーバーワークになって
疲弊してしまうクセがありました。

ずっとずっと昔からの癖です。
誰もやりたくない仕事。
浮いた仕事。
誰かが困っていたら「あ、私やっときますよ~」
って引き受けてしまうんです。

もちろん、もともと仕事がたくさんあるので、
アップアップします。
アップアップしていると、もともと持っていた仕事が止まり、
チームメイトに迷惑をかけます。

こんなことを、いつも繰り返していました。

個人で仕事を始めてからも、同じです。

これを知りたいです!
と言われれば、
自分の武器としてスキルを身に着ける。

ここが分かりません!
と言われれば
その分野もコンテンツにしていく。

相手の本当の叫びに心を向けるのではなく、
発せられた表面のコトバだけを受け取って、

どんどんタスクが詰みあがっていく。

これを私は「みんなのためにやっている!」と
思い込んでいたのです。

でも、実際は、

「みんなのためにやっている」というのは口実。

そう思い込むことで、「自己満足」を得たかっただけです。

分かりやすく
「ありがとう!」って言われたい。

「さちさんは分かってくれる!」って
言われたい。

「さちさんは何でも知ってるから助かる」
って言われたい。

自分のことが、嫌いだから。

自分に、良いトコなんて無いから。

私は、家族にさえ、諦められてる人間だから。

だからせめて、
「仕事」だけはちゃんとやって、

「こんなに皆に感謝されてるんだ!」

「こんなに、皆のために、頑張ってるんだ!」

「しっかり仕事してるんだぞ!」

そう思いたい・・・!
そう示したい・・・!

そうやって、自分の中にある「寂しさ」「孤独」を埋めてるんですよね。

それが、私の本音でした。

自分の体をボロボロにして、
自己犠牲的に働かなかったら、
自分を保てなかったのです。

こんな働き方をしているものですから、

一生懸命やっているのに、

時々、不満を言われることがありました。

「さちさんにはスペースがない。
私の声が届かない。」

と、クライアント様から
はっきり伝えていただいたことがあります。

これを言われた時、私は思わず、

「何言ってんの?
それは、あなたが、自分の心の叫びに気づけてないだけやん!」

という気持ちで、

「いやいや、それは違う」と、
突っかかってしまったのです。

私は、体をボロボロにしながら
働いているのに、

なんでそんなこと言われんなアカンの?

そう思って、心の余裕が持てず、

相手の「心の声はこうだ!」と、
勝手に決めつけて、押し付け、

それを否定されたら、激昂してしまう・・・

本当に無茶苦茶過ぎて、
今、書いてても恥ずかしすぎます。

それは全部、

「自己満足」を満たしたしたくて、

「自分と向き合うのが怖くて仕事に逃げていた」

からに他なりません。

そのことに、特に気付かせてもらった出来事がありました。

人生が変わった瞬間

そんな「ダメダメ」な私だったのですが、

ある時、人生の師匠から、こんなことを言われました。

「もっと、あなた自身の心の “叫び” を聴きなさい!!」

そう言われた時、私はハッとしました。

あの日、主人に言われたコトバが
ふと、蘇ってきました。

そう、あの日、ちょっと変わりたいと思ったんだった。
もうすぐマグマに届きそうだった刃。

でも、蓋をしてしまった私の叫び。

私は、自分の心の中を覗くのが、
ものすごく怖かったんです。

なぜ怖いのか?

心の中に、嵐が吹き荒れているから。
だから、えぐられたくありませんでした。

真っ暗で、光がない。

表向きにSNSでは
明るい「陽」の自分を見せているけど、

内面は、真逆でした。

「もっと認めてほしい!!」

「もっと分かってほしい!!」

「もっと、愛して欲しかった・・・!!」

そんな想いで渦巻いていました。

でも、そんな「私、私、私!」と言い続けている自分が
たまらなく嫌で、蓋をしたくて仕方ないんです。

もう、、うるさい!!うるさい!!!

うるさいーー!!!!

そんな「叫び」が聴こえます。

そんな私の心の中も全てお見通しの師匠は、

「そのノイズだらけのあなたの心の中で、
 本当の声、本当の叫びは何??」

と、どんどん問いかけてきます。

答えに窮した私が
その時、ふいに発したコトバ。

「もっと、みんなの心の中にある、
 懐かしくて、美しいものを感じたい」

答えた、というよりも、
口から出て来た、という感覚です。

これ口にしたとき、私の心の中の嵐が、
すんっと、一瞬、消えたのです。

そう、これが私の偽りない本音であり、「叫び」でした。

そういえば、
こんな最低最悪な私でも、
子どもの頃は、純粋に、一生懸命頑張っていたことがありました。

クラシックバレエです。

決して上手だった訳ではありません。
でも、大好きでした。

学校で何かあっても、
親と衝突しても、
踊っている間だけは、夢中になれる。

誰かのため、ではなく、
承認欲求のため、ではなく、
ただただ、自分が楽しくて大好きでやっていたこと。

当時の純粋な気持ちを思い出し
「懐かしくて、美しい」と答えていたのでした。

私の元に来る人は、

私が引き寄せるからなんだと思いますが、

みんな、表面的には綺麗に、

かっこよく、涼しい顔でいるけれど、

心の中では、苦しんでたり、

寂しさを感じていたり、

ドロドロしたものが混ざり合っていたり、

その本音を、「何かで誤魔化して生きている人たち」が多かったんです。

でもこれは、決して悪いことではありません。

誰にだって、多かれ少なかれ、そういう部分はあるんです。

その一方で
やっぱりちゃんと、
純粋な心の叫びが存在しているのも
私は感じていました。

例えば、私がかつて打ち込んでいたバレエのように、
子供の頃に、純粋な気持ちで取り組んでいたもの。

別に、誰かに言われて無理矢理やってたわけでも、

誰かに褒められるためにやってたわけではなく、

「ただただ、これをやってるのが楽しい!」

って思えるものです。

ある種「懐かしさ」を感じるような、
でも「美しさ」がある、

そういった部分が、みんなの中に必ずある。

あるのに、聴こえなくなって、
感じることもできなくなって、
感じようとすると、人間としての醜い部分がいっぱい邪魔して

その美しさが聴こえない!

この「美しく懐かしいもの」って、
本来「テクニック」で聴こえるものではありません。

かつての私は、
ひたすら「テクニック」で心の声を聞こうとしていたけど、

「そこにあるもの」を、全然、ちゃんと見れていなかったのです。

だから、
主人からは諦められていたし

いくら仕事を頑張っても
「スペースがなく、声が届かない」
って言われてしまったのです。

心の声って、「その瞬間だけ」聞けばいいとか
そういうものではありません。

「いかに、日常的に、その人をよく見ているか!?」

「いかに、その人たちの声を、普段から聞いているか?!」

ということ。

それは、お客さまであろうと、
スタッフさんであろうと、
パートナーであろうと、
子どもであろうと、

全て同じです。

その人が喋っている時も、あるいは、喋っていない時も、

その「無言」の背景にあるものは何か・・・?

そこに「想いを馳せ続けること」「聞き続けること」が大事なのです。

私は、「声を聞こう!」とか言いながら

そもそもの「向き合い方(姿勢)」が間違っていました。

どんな人の中にも、必ず懐かしいもの、美しい部分がある!

私は、そう信じて、
1人1人と向き合ってみようと思いました。

みんなとの対話を通して、

必死にその部分を感じようとした時、

どこかの瞬間で、その人の中に「懐かしいもの、美しいもの」が垣間見えた時、

私は、たまらなく嬉しいのです。

本当の声を響かせていこう

お客さまは、自分と合わせ鏡の存在。

お客さまの中にある「美しい部分」を感じた時、

それは、私の中にも「美しい部分」があったんだと
気づくことができる瞬間なのです。

そのことに気付いてから、私は、少しずつ変わってきました。

いつも荒れて、感情をぶつけたり、ワガママ放題に生きていた私が、

主人に対して、優しい気持ちを持てるようになったのです。

自分をパートナーに選んでくれた主人に、
ただただ純粋に、幸せになってほしい。

そう思って接することが出来た時、

これまで主人のイヤなところばっかり見えていたのに、

そうではない違った一面、心の中の声を、感じられるようになりました。

また、今まで、お客さまの「本当の声(叫び)」を
ちゃんと感じてなかったなと、反省して、

お客さま1人1人の心の声を感じて、
対話していくことを、改めて、心に決めました。

みんなの中にある「孤独」や「悲しみ」、

でも、それ以上に、そのもっと奥にある「叫び」を

感じて、感じて、感じて、、、

きっと、どんな人の中にも、

「純粋で、懐かくて、美しいもの」

が必ずあるんだ!って信じて、関わって、向き合っていく。

そうやって、「叫び」を感じて、

その人が人生で本当にやりたいこと

本当はこう生きたい、こうありたいと思っていることに

気付き、引き出せた瞬間・・・

その人は、今まで見たことないような
「自然な笑顔」を見せてくれるんです。

そして、こんなコトバをくださいます。

「そういえば、私、それがしたかったんです!」

この言葉の中に
懐かしさと美しさが宿っているのを感じ
そのときに、グンと、私のエネルギーは上昇するのです。

コトバの奥を感じ合える世界

その人の心の奥底に眠る「悲しみ」を乗り越えて、

真の「喜び」に至るためにはどうすれば良いか?

ずっと考えてきました。

そうして、出来上がったのが

クリラボです。

クリラボは、心の声を聴き、コトバの奥を感じることで、
「人生におけるオリジナルメソッド」を一緒に構築するコミュニティです。

あなたのまわりにいる人、

家族、ビジネスパートナー、お客さま、

彼ら彼女らはみんな、

あなたと「合わせ鏡」になっている存在です。

あなたの「心の叫び」を無意識に感じて、
引き寄せられて、集まっているのです。

だから、自分の「心の叫び」を感じていくことで、

まわりの人の「心の叫び」に
よりより気付くことができて、

一緒に、「自分の人生のテーマ(課題)」を乗り越えて、

成長し合える存在となります。

「声」は振動です。共振を起こすことが出来ます。

だから、あなたが変われば、みんなが一気に変わります。

この「声を聴く」という考え方は、
日常のどんなシーンでも大事です。

例えば、私の元には、お菓子教室や料理教室をされている方が多いのですが、

料理って「声を聴く」ことがとても大事で、

発酵食品とかは、微生物の声をいかに聴くか?によって、

出来上がるものの味が全然変わったりするんですよね。

パンづくりだって

生地を見て、温度を感じることで

出来栄えが全然違うとよくおっしゃっています。

「いつもはこうしてるけど、
今日は、もうちょい時間をかけた方がいいなぁ」

みたいな感覚って、

「その瞬間、その場の声を聴く」ことで

気付けたりするんです。

そして、ビジネスをされている方は、

「今、業界で、みんなが何を叫んでいるのか!?」

その「声なき声(サイレントマジョリティ)」を感じることで、

あなたが打ち出すコンセプト、紡ぎ出すコトバは、

深い共感を呼びます。

「そうそう!!それがやりたかったんです!」

そう言って、一気にお客様が集まってきます。

あなたの発信が、まるで業界で波紋となって広がり、

多くの人たちを引き寄せるのです。

もちろん、そのコトバは、
あなたの心の中の「叫び」を言語化したもの。

だから、それを伝えている時、

あなたは、心の奥底から、無限のエネルギーが湧き上がってくるのです。

どんな人の心の中にも、必ずある「マグマ」のエネルギー。

それを、単に、感情をぶつけることに使うのではなく、

人のために、業界のために、世界のために、使っていって、

誰かの心の奥深くに刺さるような、

そんな伝え方ができるようになってほしい。

ご自身の人生をメソッド化し、そこから自分だけの商品を創り、
世に届けていく仕事をしてほしい!

私も、まだまだ学んでいる途中です。

この学びに、終わりはありません。

一生、挑戦です。

どこかで得たスキルで
どこかで得たノウハウで
それをそのまま伝えるようなお仕事ではなく

心の叫びで、生徒さまと共鳴し、
世界を変えていける、そんなお仕事をしてみませんか?

「声を聴く力」を磨いて、

コトバの奥を感じ合える世界、

一緒に創っていきましょう!

あんまり表では言いたくないエグれる本音、本気で夢見る世界、たまーに差別化ノウハウなど、気ままにお届けしています♪メルマガ読者登録はこちらからどうぞ!

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