いとうさちです。
プロフィール写真を撮影していると、よく耳にするのが、
「写真が嫌い」
「写真が苦手」
「自分がカメラにポーズを取ってるなんて、想像できない」
という言葉です。
私は今でこそ、自撮りもするし、自分の写真を使うことに抵抗はないです。
が、3年前に起業した時には、自撮りなんてやったことないし、自分だけの写真なんて持ってないし、ホームページに自分をアップするなんて!!!!!考えられませんでした。
(今じゃ全然平気になりましたが 笑)
でもね、当時の私は「プロフィール写真」と聞いて、ある勘違いをしていました。
・自分にスポットライトが当てられ、
・カメラ目線をバッチリ決めて、
・キメポーズを取る。
そんなお写真が「プロフィール写真」だと思ってました。
だから「自分がかっこつけた写真」をアップするのが恥ずかしくて・・・ちょっと抵抗があったんです。
ですが・・・
実は、ビジネスに必要なプロフィール写真って、そういうキメ写真ではありません。
(そういう写真が必要な局面は、もちろんありますが)
まず最初に、「プロフィール写真」を撮る目的を思い出してください。
・集客する
・自分のサービスに申し込んでいただく
そのために、「自分のサービスの雰囲気を伝える」のが、写真の目的です。
間違っても、「自分を見てもらう」ためではありません。
では次に、その目的のために必要なものを考えてみますね。
結論から申し上げると、本当に必要なのは、
あなた自身が主役のキメ写真ではなく、あなたのサービスの雰囲気やあなたの人間性が伝わる「シーン写真」なんです。
その理由をお伝えする前に、ひとつ、写真に限らず、知っていただきたいことがあります。
お客様がホームページやSNSであなたのサービスを見るとき、無意識にやっていること、ご存知でしょうか?
それは、「自分ゴト化」です。
例えば、クチコミがいい例なんですが、アマゾンで何百件もクチコミがある場合、そのクチコミを全部くまなく読みますか??
面倒で読みませんよね(笑)
上から下まで全部読む、なんてことはせずに、自分と似たような状況のクチコミを探し、そういうクチコミだけ読む、ということをしているはずなんです。
勘のいいあなたならお気づきだと思いますが、自分ゴトに出来そうなものを探して、そこに書いてある内容を自分と置き換える。
それで、頭の中で「お試し」してるんです。
これが自分ゴト化です。
「そこにいる自分、それを使っている自分」がうまく想像できれば、「購入」に至ります。
逆に、その絵が想像できない場合は、購入する決心がつきません。
で、写真のお話に戻しますが、この「自分ゴト化」は、クチコミだけではなくて、ホームページを見る時全般、無意識にやっています。
私もやっているし、あなたもやっているし、みんなやってるんです。
だからこそ、「シーン写真」が必要なんですよね。
写真を通して、一緒に学んでいる気持ちになれる。
あなたが笑いかけてくれている気がする。
楽しい時間を過ごしているのが想像できる。
そういう写真を使って、お客様にどんどんお試ししてもらいましょう。
たとえ、その写真に「お客様」が写っていなかったとしても、
目線のその先に「お客様の姿を想像」できれば、「自分ゴト化」が叶いますからね♪
だから、プロフィール写真は、あなたが主役なようで、実は主役ではない。
主役はあくまでお客様。
「自分ゴト化」を通して、お客様に「あなたのサービスの様子」を視覚的に伝え、お試ししてもらうことが出来れば、きっと、あなたのことが大好きな方が、サービスの扉を叩いてくれるはずです。
そう考えれば、なんとなく「嫌い」と思っていた写真への考え方、ちょっと変わりませんか?
是非、ホームページづくりの参考にしてくださいね!!!
■プロフィール写真は、あなたのサービスの雰囲気や人間性が伝わる「シーン写真」
■「自分ゴト化」できる写真を通して、「あなたのサービスの様子」を視覚的に伝えよう