【保存版】教室の先生必見!ホームページづくりで準備すべき写真3つの考え方をWebデザイナーが解説

2022-06-02
こんな方に向けて書いています!

■ホームページで集客するには「写真が大切だ!」と実感している教室の先生

■ホームページ用の写真をプロに依頼する際に、何をお願いすればいいのか知りたい先生

■ホームページに使う写真を依頼されたが、どんな撮影プランを提案しようか悩んでいるフォトグラファーさん

さあ!これから念願のホームページを作るぞ!お教室の先生にとって、ホームページに「写真」は欠かせない存在ですよね。

ですが・・・単に映りが良い写真をピックアップして、なんとなくホームページに掲載しようとしていませんか?

最近はスマホカメラの性能もアップし、誰もが素敵でオシャレな写真を手軽に撮影できるようになりました。だから、写真のワンデーレッスンなどに出かけたり、かっこいい撮影小物を準備すれば、きれいで目を引く写真は、誰でも撮れる時代だと思います。

いとさち
いとさち

ですが、ご存知ですか?

ホームページ用の写真には、それぞれ用途や目的があり、単に映える写真だけを掲載していても、お申込みに繋がっていかないんです。

だから、今日のブログでは、お教室の先生や、個人開業の女性の方に向けて、

・レッスンへの新規集客を目的としたホームページ
・10ページ程度の小規模ホームページ

における「写真準備」という観点で、お話しようと思います。

私が、3年間、ホームページを作ってきた経験と、ホームページづくりの研究のために様々なホームページをストックしてきて導き出した内容を語っちゃいます♪

プロのフォトグラファーさんも、お客様にどんな提案をしていけばよいかという点で、是非、参考にしてください。

ホームページ用の写真には3つの役割がある

結論から言うと、ホームページに使う写真には、以下の3つの役割があります。

・説明写真
・印象写真
・未来写真

ホームページって、写真が無かったとしても、成り立たせることが出来ますよね。私達人間は、言葉でコミュニケーションできますから。

描きたい情景が決まっていて、小説家のごとく、それをしっかり言葉で表現できれば、読み手の頭の中に「景色」を作り出せます。

でも、悲しいかな・・・私達には、「小説家」ほど、情景描写のテクニックはありません(´;ω;`)

そして、お客様側も「小説を読む」時ほど、どっしり、ゆったりとした時間をかけて、ホームページを見てくれません

ちょっとした隙間時間にスマホを眺めていたり、お料理作りながらだったり、SNSを見ていたらなんとなく目に留まったから訪れた。

そんな程度なんです。

与えられた時間は一瞬。そのなかで「情景を描写してやるぜ!」なんて悠長なことを言ってられない(笑)

限られた時間で伝えなきゃいけない。だから、「写真を使う」んです。

ペライチやCANVAなど、テンプレートを使ったデザインに慣れてしまうと、どうしても忘れてしまうと思うのですが・・・

「そこに写真の場所があるから、写真を使う」

「なんとなく場所を埋めるために使う」

訳ではないです♪

デザイナーたちは、伝えたいこと、明確な意図があるから、写真を使っているのです。それを、いとうさち流にまとめたのが、この3つの役割。

・説明写真
・印象写真
・未来写真

です。順番に解説していきますね!

詳細を語るための説明写真

・どんなレッスンなのか
・何が学べるのかを
・お料理系でしたら、どんな見栄えのお料理なのか

「説明」を目的とした写真です。

「ピザ」を説明するために、「小麦粉で出来た薄い記事の上に、新鮮な野菜とハムを乗せ・・・」と、言葉で説明するよりも、「ピザの写真」を掲載すれば、一発で伝わります。

3つの写真の中で、一番分かりやすいし、一番準備しやすい写真ですね。

パン教室であれば、どんなパンなのか、
パソコン教室であれば、どんなカリキュラムなのか。
ティアラ教室であれば、どんなティアラなのか。

更には、お教室までの道順を写真にしたり、お教室の内観を写真にしてどんな教室か、どんな立地なのか、必要に応じて「説明」します。

こんなパンを作るんですよ、と説明
こんな場所でお料理するんですよ、と説明

教室や先生の雰囲気を伝える印象写真

お教室や先生の雰囲気、第一印象をつかさどる写真です。

プロフィール写真だったり、
スタジオの外観だったり、
商品のスタイリング写真だったり、

色々あるんですが、

0.2秒、一瞬見ただけで「雰囲気」が伝わる写真。
そして、その雰囲気は、ホームページ全体で「一貫している」必要があります。

よく、「世界観」とか「トンマナ」とか「ブランディング」とかいう言葉で表現されてる、アレです。

私がホームページデザインする時には、この写真を軸に、写真にもデザインを加えたり、使う色だったり、線の太さ細さ、文字の書体、もっと言うと、ホームページで使う「言葉遣い」も写真に合わせてデザインしていきます。

この「印象写真」においては、使う写真の雰囲気を「一貫させる」ということを、是非、意識してみてください。

カードを引いてもらっている時の高揚感をイメージ
サービス提供者の楽し気な雰囲気を伝える

生徒様の未来や希望を具体化する「未来写真」

お教室にいらした時に、生徒さまが体験することや、レッスンを受講したあとに訪れる生徒様の未来の姿を、写真として表現します。

ポイントは、撮影前に「どんな生徒さまを、どんな未来へお連れするのか」ビフォアアフターをしっかり言語化しておくことです。

お教室業というのは「楽しい」というエンタメ性はもちろん必要だと思いますが、

生徒さんは、技術を身につけて成し遂げたいこととか、
何かを出来るようになった先の生活とか、
学ぶことで自分を変えたかったり、

「学び」の先の未来を見据えて、習いに来られるんだと思うのです。

生徒さまが、その先に何を見ておられるのか、そこを先生側がしっかり理解していないと撮れない写真で、本音を言うと、この写真は、本当に難しい写真だなーと思っています!

商品を使った生活
花嫁が嫁ぐ日の朝

以上、ホームページに必要な写真の、3つの役割についてお伝えしました。

そ必ずしも「この3つの役割の写真を使わなければいけない」わけではありません。さらに、この3つの役割は、それぞれ独立している訳ではなくて、3つとも含んでいたり、2つを含んでいたり、撮影する写真によって色々です。

その辺りはご理解いただいたうえで、撮影の準備を進めるうえでのひとつの指標にしていただければ、とても嬉しいです。

まとめ

■ホームページで使う写真には、3つの役割がある。

・説明写真

・印象写真

・未来写真

伝えたい内容によって、目的を持って写真を選ぶことがとっても大切。

2023年10月にプロフィール撮影会

あなたも、教室や先生の雰囲気を伝える印象写真を撮影しに、いらっしゃいませんか?

2023年の10/6と10/30に東京の信濃町で、プロフィール撮影会を開催します。 スタジオにはお庭があったり、色んな部屋があるので、空いた時間は自撮りもOK。ご自身の商品を持ち込んでいただいて、撮影していただくことも可能です。

私は、自然体な表情を引き出すのがとても得意ですので、「先生の雰囲気」がひとめで伝わる写真が手に入ります。撮影会の詳細は、こちらの記事をご確認ください。

他の日程は売り切れていまして、10/30のみのご案内となり恐縮ですが、ご都合つく方は、是非、いらっしゃってください。

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コトバの奥を感じ合える世界へ

メソッドクリエイター
いとうさち

<経歴>

・奈良女子大学文学部附属中高等学校
・関西大学総合情報学部 卒論は「遺伝的アルゴリズムの研究」プログラミング、アプリの活用まで。htmlを独学し、趣味でホームページを作ってブログを書いていた変な人。
・2004年三菱UFJインフォメーションテクノロジー入社、メガバンクやクレジットカード会社にてシステムエンジニアと勤務。業務改善の提案、システム設計、テストから運用まで、全フェーズに携わる。システム統合プロジェクト3か所。管理職、プロジェクトマネジメント、エンジニアの育成、会社の研修担当など。勤続15年。担当したプロジェクトが、日本初の仕組として日経新聞にも掲載された。
・2018年に同社を退職、個人事業主として独立
・2019年よりWebデザイン事業スタート。その後、受注1年待ちとなったタイミングで、プロデュース業、講師業へ転身。
・2023年よりクリラボ開講
・2024年2月、いとう家の結婚記念日に、株式会社さちらい設立 代表取締役に就任

<資格・認定>

・SUN Java認定資格(Sun Java Certificaton:SJC)
・国家資格:基本情報処理技術者
・国家資格:応用情報処理技術者
・国家資格:高度情報処理技術者
・「ネットで女性に売る」著者 谷本理恵子氏「女性マーケティングアドバイザー」認定

<スキル>

・言葉の奥に抱える魂の叫びを引き出す「聴く力」
・ぐちゃぐちゃで混沌とした状態を整理整頓し、現実化させるスキル
・ヒト・モノ・お金をよりよく循環させるプロジェクトマネジメント
・魂の奥を映し出す「写真撮影」
・その方のビジネスに一番合った形のマーケティングと仕組構築の提案
・商品、人間性が一番伝わる「セミナー台本」の作成と提案

<歩み>

1981奈良うまれ。
関西にて学生時代を過ごし、新卒入社をきっかけに上京。

メガバンクにて、
システム開発を担当。

当時から
開発ポリシーとして、
現場の声優先。

「現場を知る」という意味では
銀行本部の人間よりも熟知。
システムの
真の使い勝手を追求してきた。

長女の不登校、
次女の出産をきっかけに
2018年、脱サラ。
手作りティアラ教室を開講。

超ニッチなジャンル、
師匠の教室は目と鼻の先
という状況下で、
youtubeとSEOブログを
使って集客。

初回レッスンより満席、
高額コース販売、
イベントレッスンは人気で
追加日程など。

情熱を発信することで、
選んでいただけるという
幸せを噛みしめます。

ティアラ教室を素敵に魅せたい!
という目的で
デザインを学び始めたら、
デザインの面白さにドはまり。

先生業の仲間から、
デザインの依頼が続いたことで、
いつの間にか、デザインが本業に。

そこからの流れで
クライアントさまは
先生業の方が多いが
最近では、クリエイティブ職の方と
ご一緒することも増えてきた。

2024年で開業丸6年。

関わったお客様は、
のべ、250名さま以上。

ホームページ制作がクチコミ、
ご紹介で広がり、
受注1年待ちとなったタイミングで、
プロデュース業へ転身。

現在は、「その叫びをビジネスに」をキャッチフレーズに、言葉の奥を感じ合える、あたたかいビジネスの世界を目指し、日夜、奮闘中。