【もっと伝わる文章術】ホームページで一番伝わる言葉の選び方【表現と見直し】

2023-06-26
こんな方に向けて書いています!

これからホームページを作る予定のフリーランス・個人事業主や起業家の人

普段、文章を書く時に、あまり考えずに言葉を選んでいる人

ホームページを作るとき。

発信するとき。

お客様に説明するとき。

「言葉」ひとつひとつ、こだわって選んで使っていますか

もし、あまり何も考えずに言葉を書き連ねているなら・・・ほんのちょっと見直すだけで、成果が大きく変わる可能性があります。

いとさち
いとさち

似たような言葉でも、相手の立場によって受け取り方は変わるんです。


このブログでは、私のクライアントさんAさんを例に、

相手に一番伝わる言葉選びのポイント

をお伝えします。

言葉選びの大切さを紹介します。

専門家の言葉は伝わりません。

先生というお仕事をしている方、専門性の高いお仕事の方は、ご自身が普通に使っている言葉を選んでも、一般の方にはなかなか伝わらないってことがよくあります。

たとえば、私なんかだと「Webサイト」というのは、デザイナーの中では常用語なのですが、お客様にその言葉を使ったときに「え?なにそれ?」と質問いただいた経験があります。

パンの先生なんかだと「発酵」という言葉は、一般常識くらいに使われると思いますが、パンづくりしたことない方にとっては、全くなじみがなく、ほぼ伝わりません。

それくらい、言葉というのは、かなり意識して分かりやすく表現しないと、伝わっていないことがよくあるのです。

なぜ伝わらない?

専門家の言葉が伝わらない理由は、とっても単純で、相手が専門家じゃないからです!自分が使っている言葉が、相手も使っている言葉とは限らないし、もし、使っていたとしても、同じ意味で使っているとは限らないということです。

Aさんの例

ここで、私のクライアントさんAさんの事例を紹介します。

Aさんは健康に関する専門家の方。様々な場所へ出向いてセミナーをしたり、お客様とマンツーマンで提案をなさっています。

ホームページを組み立てるためのセッションで、

・どうやったら個性が伝わるか

・何をメインに伝えようか

一緒に色々と考えていた時です。Aさんが使っている「言葉づかい」がバラバラであることに気が付いたんです。

具体的に言うと、ブログ、インスタ、ホームページの中で

専門家から学ぶ〇〇学

専門家が伝える〇〇学

専門家に教わる〇〇学

ということばが出てきていました。

どうでしょうか?全部一緒じゃん、と感じますか?

似ているけれど違う

これらの言葉、似たような言葉なのですが、微妙なイメージ、ニュアンスが違います。自分と相手、どちらに主体があるか?という点でも異なります。

そこで、この3つの中で、ご自身サービス内容にしっくりくる言葉はどれか、Aさんに確認してみました。

すると、Aさんは迷わず「学ぶ」と答えてくださいました。

学ぶ、とは自分自身の成長を含む言葉。

伝える、とは、情報伝達という意味で使っていた。

教わる、とは、受動的なイメージがある。

だから「学ぶ」がフィットする、ということでした。

Aさんの場合は、「学ぶ」が正解だったのですが、どの言葉がしっくり当てはまるかは、ご自身のお仕事内容や、お客様によって違ってきます

お客様のタイプや、教室の内容によっては「伝える」が正解の場合もありますよね。

いとさち
いとさち

適当に言葉選びをするのではなく、受け取る人のイメージ、その言葉の持つ意味にもこだわって、考え、見直してみて欲しいのです。

言葉を見直すときのポイント

Aさんご自身は、バラバラなことばを使っていることを、自分では気が付いていなかった、とおっしゃっていました。

おそらく、自分で作ったものって、なかなかそういった「小さな表現」まで気が付くのは難しいですね。

そこで、いとうさちがオススメの、ご自身で文章を見直すときのポイントを紹介します。

書いた文章は、すぐに公開しないで、一晩おく。

翌日になると、まっさらな気持ちで読むことが出来るので、違和感に気付きやすくなります。

普段と違った環境、普段と違うパソコンやスマホから見てみる。

書いた環境と、読む環境を変えてみるのも、ひとつのいい方法です。

パソコンから3m離れてみる

距離をとり、視覚的に入ってくる情報を変えると、客観性が増し、自分の文章のおかしなポイントに気付きやすくなります。


こうった工夫をしながら、客観的な目を強制的に作ってくださいませ!

わたしがこだわっている言葉遣い

ちなみに、私もひとつ、こだわっている言葉遣いがあるので紹介しておきます!

それは「先生と呼ばないで欲しい」ということ。

ホームページ講座などを開講していると「さち先生」と呼んでくださることがよくありますが、私は、訂正をお願いしているんです💦

なぜかというと、私とクライアントさんの関係は「パートナー」だから。

一方的に伝える関係ではなく、双方向にコミュニケーションをとって、お客様と一緒に更に先に一緒に行くという考え方をしています。

私が上でもない、かといって、お客様が上でもない。
同じ立場で一緒に考えてこそ、お客様のことをもっと理解できると思っているんです!

だから、さち先生ではなく、さちさん!覚えておいてください(笑)(笑)余談でした~

こういったひとつひとつの「自分なりのこだわり」の積み重ねが、結果として「わたしらしさ」を作っていくんだと思います。

まとめ

伝わる文章を書きたければ

言葉は適当に選ばない

セルフチェックをする場合には、自分で気付ける工夫をする

書いた文章は、すぐに公開しないで、一晩おく。

普段と違った環境、普段と違うパソコンやスマホから見てみる。

パソコンから3m離れてみる

いとさち
いとさち

あなたらしいお仕事、いつも応援しています♪

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差別化プロデューサー
いとうさち

<経歴>

・奈良女子大学文学部附属中高等学校
・関西大学総合情報学部
・2004年三菱UFJインフォメーションテクノロジー入社、システムエンジニア、システム統合プロジェクト3ヶ所で管理職、設計等
・2018年に個人事業主として独立
・2019年よりWebデザイン事業スタート

<資格・認定>

・SUN Java認定資格(Sun Java Certificaton:SJC)
・国家資格:基本情報処理技術者
・国家資格:応用情報処理技術者
・国家資格:高度情報処理技術者
・「ネットで女性に売る」著者 谷本理恵子氏「女性マーケティングアドバイザー」認定