いとうさちです。

「あ、これが、私達のお仕事の究極の形なのかも」
と思った出来事があったので、シェアさせてくださいね。
とある写真家さんとセッションしていた時のことです。
写真って、やっぱり、キレイに撮ってもらいたいじゃないですか?
その「キレイ」の中には、「しっかりした機材を使って」というのも含まれていると思うんですよ。
自分では撮れないから、撮ってもらう。
自分では、高価な機材も買えないし。(カメラとレンズを買ったら50マンは超える(笑))
それが一般的な価値観なのかなーと思うのですが・・・
その方の元には、なんと、
「一眼カメラじゃなくていい。スマホでいいのであなたに撮影してもらいたい。」
という依頼が届くそうです。
どうやら、諸事象で、カメラでの撮影が難しい状況での撮影依頼だったようです。
事情はあるにせよ、これ、すごくないですか?
聞いたとき、けっこう衝撃を受けました。
だってね、やっぱり写真の仕事をしていると、
どの機材がいいとか、
どのカメラが最高とか、
色がどうとか、
レンズがどうとか、
はたまたストロボがどうのとか、
私達、カメラを扱う仕事をしている身として、
やはり、しっかりとした機材で撮影するというのは、写真の価値だと、考えがちなんですよ。
でも、スマホでいいってことは、一般の人でも撮影できるワケじゃないですか?
それでも撮影依頼がくるということは、その人の感性で撮って欲しいんです。
機材は何でもいいんです。
もっと言うと、その人であれば、
もしかしたら、おもちゃのカメラでもいいのかもしれません。
もしかしたら、写真がなくても、その人がいればいいのかもしれません。
人にファンがつくという究極の形なのかもしれない、と思いました。
商品の中身は問わない。
その人にお願いしたい。
というのは、目指す姿ですよね。
1年前に、私とセッションスタートしたときは、ご自身の想いをうまくカタチにできず、
やりたいこともたくさんで、方向性を見失っておられたのに・・・・
今回、お話を伺っていて、本当に素晴らしい進化を遂げられていて、ちょっとテンション上がっちゃいました。
私がやりたいのは、こういうこと。
「魅力」をご自身が理解するからこそ、「魅力」が伝わる。
「お客様」のことを心底理解するからこそ、共感が生まれる。
人と人との出会い=集客
素敵な話を伺って、いい夢が見れそうと思ったのでした^^
●誰かに選ばれる理由は“モノ”ではなく“あなた自身”にある
●“ファンがつく”というのは、サービスや商品を超えて「人」に惹かれる状態
●自分の魅力を理解し、発信することで、共感から集客が自然に生まれる