■目標を立てたくても目標が思いつかない
■「こうなりたい」という目標がない
■起業塾で「目標をたてよう」と言われて苦しい
実はこの目標に関する悩みはすべて過去の私が実際に悩んでいたことです。
誰かが作った「目標は持つべき」という価値観の中で苦しんでる人って、実はたくさんいらっしゃるんですよね。
そういった苦しみを抱えている方に、お伝えしたいのは「あなたは目標に向かって生きるタイプではない」ということです。
目標(ゴール)ではなく「プロセス」を大事にしているのではないでしょうか?
このブログでは目標に縛られていた私が「本当に大事なこと」に気づいた出来事を紹介します。
まずはあなたの目標に対する捉え方を変えてみませんか?
「目標」とはなんだろう?
私には、目標から逆算するという感覚、目標に向かって積み上げるという感覚があまり無いんです。
意外だね、と言われそうですが(笑)
実は、何かに向かってコツコツ積み上げてる感覚とか、皆無です。
私にあるのは、「自分の生きたい生き方をしたい」という気持ちだけであり、
「何者かになりたい」訳じゃない。
この感覚、分かってもらえますかね?
目標がないことに気が付いた会社員時代
私が、この自分の性質にうすうす気が付いたのは、会社員時代です。
会社って、必ず目標面談みたいなんがあるんですよ。
5年後、10年後どうなっていたい?というヤツです。
そこから逆算して「今後の進路」を決めていくんですが・・・
面談で上司から、どうなりたい?って聞かれても・・・
ない(笑)
ないんですよ、なりたい姿が。
でも、「ない」と言うと「やる気ないやつ」のレッテルを貼られるので、当時は絞り出してましたね。
上司に受けが良さそうな「なりたい姿」っぽいヤツを。
まあ、しょうがないです。
会社って「男性性」が強い人たちが作った仕組みなので、
目標とか数字とか、そういうのが評価されます。
※男性と書くとジェンダー問題があるんで、ここでは「男性性が強い人」と表現しておきます。
ま、苦しいながらも、なりたい姿っぽいヤツを絞り出して、
それに向かって、努力らしきことをしてきました。
そんな世界で15年生きたので、すっかり、私は、私に騙されてたんですよ。
私は「なりたい姿」っぽいヤツになるぞ!!!って思い込んで。
で、死に物狂いで仕事して、会社の昇格試験もクリアして管理職になって、ある日気付いたんです。
なんか、違かった!!!!って(笑)
(まっ、会社を辞めた経緯は色々あって、ごあいさつに書いてます。)
考えてみれば、私、当時も別に目標に向かってなんかいなかったんです。
ただ、目の前にある仕事を一生懸命、やっていただけでした。
そこから会社を辞めて、今に至ります。
目標(ゴール)ではなく、プロセスが大事
デザインの仕事を始めた頃は、会社員時代の感覚が抜けてなくて、
私は「男性っぽい」ものの考え方をしてました。
みんな、ビジネスやってるんだから「ゴール」があるはずだ!って。
ホームページを作るのは「売れたい」からだって。
思い込んでました。
押しつけがましい提案をしたこともありました。
お客様から「違う!そうじゃないんです!!!」っと、言っていただいたこともありました。
そうやってお客様と向き合いながら気が付いたんです。
私、お客様の気持ちを汲み取っていない。
これ、違うな・・・
私のお客様たちは、「ゴール」に向かって生きてるんじゃない。
今、この瞬間の「プロセス」を大事に生きてるんだ!
そう理解できた瞬間に、私は、お客様の求めてるものが感覚的に分かるようになりました。
本来の自分を大切にするデザイン提案
今、私が「わたしらしさ」を軸にしたデザイン提案を出来るのは、
そいういった経験によるものです。
もちろん、私はデザイナーですから、戦略的な観点も持ち合わせています。
でも、戦略だけではない、もっと心の奥から湧き上がる「本来の自分」を大事にしてもいい。
そう考えています。
もっともっと、感情的に、感覚的に、直感的に。そういう部分も大事にデザインしていきたいです。
もしよければ、あなたの苦しんだ体験など、聞かせてくださいね♪
■目標(ゴール)ではなく、プロセスを大事にする生き方もあるよ!