いとうさちです。

さて、めちゃくちゃ暗いタイトルでごめんなさい~~
根がネガティブ故の、ネガティブです(笑)
でも、安心してください。
ちゃんと最後にはハッピーで終わるので、今日は、私の過去のネガティブトークを聞いてもらえますか?
娘の不登校と、見えなかったSOS
今日は、長女の小学校最後の運動会でした。
涙をぬぐうことも忘れるくらい、ボロ泣きで頑張る娘を見ていたのですが、
その涙には、普通の感動とはちょっと違う、過去のチクっとした痛みも含まれていました。
じつは私、過去に娘の人生をどん底に突き落としています。
今、小6の長女。
4年ほど前、娘は学校に行かなくなりました。
最初は、だんだんと。
でも、最後には全く行けなくなってしまって。
これといった原因も分からなくて、一応、表向きの原因らしきものはありましたが、きっと、私のせいだと思います。
その時期は、私がちょうど会社を辞めて忙しくなり始めた時期と重なっているからです。
私自身が、自分のこと、仕事のことに追われて、全く娘のことが見えなくなっていました。
その結果、娘の大事な青春の2年間を、奪ってしまいました。
当時は、それを認めたくなくて、
「私のせいだ」ってことを家族に言えなくて、
私も苦しいフリをしていたんですが、娘からのSOSだったということは確実です。
何度も学校に通い、
区役所にも通い、
転校もしました。
そんな状況からの、今日の運動会です。
涙の運動会、そして届いた気持ち
6年生になり、最高学年として、ものすごく張り切って「ダンス表現」する娘を、私は、涙なしに見れませんでした。
ああ、あの娘が、こんなに自信持って笑ってる・・・。
そういう想いが溢れてしまったのですが、その一方で、自分の過去の誤ちが、許されたような気持ちになったのです。
辞めずに続けたからこそ、今がある
あのとき、私は、自分の仕事を辞めなくて良かったと心底思っています。
辞めずに、続けていける方法を探し、続けてきたからこその、今の状況があります。
今となっては、娘は、私の仕事を誇らしく思ってくれていて、
・私がちょっぴりふざけて作った、自分のデザインラボのTシャツを、私よりたくさん着ているし。
・撮影会などでいただいた差し入れを持ち帰ると、「ママの仕事はほんといいなー」と言いながら、美味しそうにパンやお菓子をいただくのは、恒例行事。
・帰ってきたら、ママがいるのは嬉しいと、いまだに言っています。
「辞めない」選択肢を忘れないで
個人で仕事をしていると、こういった「続けられない壁」というのが、何度も何度も、やってきますよね。
私の場合は、娘の不登校で、自分で決めたことが揺るぎそうになりましたが、あなたも、きっと、何かしら、あったと思います。
そして、これからも、あると思います。
でもそのときに、辞める選択をするのは、すごく簡単・・・。
だから、もし、あなたの夢があって、今、それをすごく頑張ってるんだとしたら・・・
何かあったときに、「辞めない」という選択も選択肢の中に入れて欲しいです。
細々でもいいから、続けていると、状況はまた変化し、次の展開が必ずやってくるからです。
最後に届けたい想い
私は今日、娘の晴れ舞台を見届けて、一度は、仕事に追われて娘のことを見失いかけ、大変な状況が続いていましたが、
やっと「次に進む」ことを、神様も許してくださったんだなー
と感じることが出来ました。
「ああ、辞めようかな」
という気持ちが湧いたときに、
もし、今日のブログを思い出してくれる人がいたらいいなー
そんな気持ちで書きました。
■「辞める理由」があっても、「辞めない選択肢」も持っておく
■続けることで、いつか“その時”が報われる日がくる
■子どものために仕事を手放すのではなく、“共に育つ”道もある